「このことだけは、あいつに聞け」
皆さん一度は使われたのではないでしょうか?
今の企業ではセミナーにお越し頂いた学生さんに
無記名と記名の両方のアンケートを取っています。
無記名のものは、今後のセミナーをよりよりよいものにする為の
単純資料で、私達の評価にもつながるものです。
(司会は誰の評価が一番良かったとか、
この会はマイクの通りが悪かったので直そう等)
記名のものには、専攻教科やサークル名等を書いて頂き、
その後の選考対象になるものです。
現に、筆記試験でボーダーラインすれすれの学生さんが、
体育会の部活に所属しているということで、面接まで残りました。
そして、そのアンケートの最後の欄に、
「将来どうなっていたいですか?」
と問う質問があるのです。
学生さんにとっては、面接を受けられるかどうか判らない、
若しくは内定をもらっても行かないかもしれない企業の
ちっぽけなアンケートと思うかも知れませんが、
担当者は結構見ています。
そんな、就職活動のうちから具体的将来のビジョンなんて、
聞くほうも聞くほうだと個人的には思います。
(なかには、正直に「将来はラーメン屋になりたい」と
夢を書かれる方もいらっしゃいます。)
でも、答えるほうも慣れたものなのでしょうね。
10枚に3〜4枚は「このことだけはあいつに聞け」と
言われるようなスペシャリストになりたい、と書いてあります。
多分就職読本かなにかに面接時のQ&A等で載っているの
でしょうね。(笑)
確かにどの職種でもどの企業でも通用します。
私は、読み飽きましたが。
これを読んで身に覚えのある方は、今後ご注意下さい。
学生の皆さんにとって、就職活動時は、
自分の言葉で表現することの、
大切さを味わう時期だと思います。
どんなに簡単でも、つたなくてもいいのです。
心の底からの本当の意見を持っている人の方が、
最終的に評価されることをお忘れなく。
でも、ご安心下さい。
筆記や面接の結果ご本人が大変優秀な方であれば、
そんなちっぽけな答えは、どこかに行って
しまいますから。


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