先週のことです。
外資系なので、英語の試験がある部署があり、
辞書持ち込みOKという連絡をしていたのですが、
意外に多いのが、「電子辞書はだめですか?」というお答え。
私共では、丁重に「申し訳ありませんが・・・。」
というフレーズからお断りしているのですが、
皆さんは、きっと、
重たい英和辞典を持ち運ぶのが嫌というよりも、
わざわざページをめくるより簡単に検索出来る電子辞書の方が、
絶対使い慣れているからこそ「だめですか?」
と聞かれるのでしょうね。
私もその気持ちは十分分かりますし、
個人的に考えると、
辞典を使って、翻訳する時間がかなりかかる人より、
電子辞書を使いこなし翻訳する時間のかなり短い人がいて、
同じレベルの人物だったら、絶対後者がいいと思います。
時間の効率がいいですものね!
ただ、学生の皆さんをスタートラインから
「実力第一が社会での掟だよ」という露骨な
風当たりの強いところにさらすということが、
今の企業はNOという訳なのでしょう。
それでなくても、来年からは社会の一員として、
大変な目にも遭うでしょうし・・・。
だから、「電子辞書だめ」と言ってしまった皆さんへ。
本当は「だめ」と言いたくなかったのに、
すみません。
最近面接辞退の人がぽつぽつ出てきました。
大学院に行くとか、思うところあってとか、
いろいろな断り方をされていますが、
多分他で内定をもらわれた、もしくは他の面接を
重要視する、と言ったところが本音ではないかと思います。
私達も、人の子ですから、本当に目指しているところに受かって欲しいし、
有意義な就職活動であって欲しいと願う気持ちは
皆さんと一緒です。
ですから、あまり嘘はつかないで下さいね。
正直に自分の気持ちを伝えたところで、
それが心の底から言っていることなら、
私達にも分かりますし、真摯に受け止めます。

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